プロジェクトへの想い

線香花火・おもちゃ花火プロジェクト 代表

出田 正城

2020年、世界中、日本中に新型コロナウイルス感染拡大により全国で緊急事態宣言が発令されたことをはじめ外出の自粛といったこと。社会全体に、コロナショックとも呼べる大きな打撃は急に時代に変化を与え、それは、福岡の伝統文化である博多祇園山笠、博多どんたく。そして地域の祭り、運動会などにも中止や延期の影響を与え、若者の青春から、子どもたちの遊びや学び、教育そのもの。人と人とが集えない状況は人の心に大きな影響を与えました。 

そして現在の2022年は、コロナ禍も3年を超え長期化する中で、少しずつ地域のイベントやお祭りが久しぶりに開催されていくなかで長住の街においても3年ぶりの長住祭りの開催や商店街や町内の活動が再開されてきました。 

しかし、コロナ禍を迎える以前から、福岡市内の地域の祭りや花火大会が次々と終了していくなかで、1949年から始まり56回続いた「西日本大濠花火大会」も終了となり現在福岡市には継続的に毎年行われる楽しみの花火大会がありません。 

小さな頃の思い出に花火大会がない大人が増え、家族で花火を観るシーンがなくなっていくかと思うと寂しく思います。だからこそ、福岡の花火大会が盛り上がっていくことも期待し、『福岡の花火なくさんけん』実行委員会として我々は活動をおこなっています。 

そこで今回、令和4年10月15日に、南区長住に関わる実行委員会メンバーと、ながずみ夜市実行委員会の皆様の協力のもと、ながずみ夜市の中で『おもちゃ花火・線香花火つくり体験プロジェクト』を実施させていただき、音の関係でご迷惑をおかけした部分もありますが、子供たちや地域の皆様に喜んでいただくことができたと思っております。 

また来年以降も、ながずみ夜市で継続していけるよう、企画してまいりますので、よろしくお願い致します。 

令和4年10月15日『おもちゃ花火・線香花火つくり体験プロジェクト』にご協力いただいた皆様、来年以降の応援をしてくださると言っていただいた皆様、見に来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。